2018年3月3日〜16日にかけて開催されたネパールフィールドワーク。ただ現地を訪問するだけでなく、参加者自身の学びと成長に徹底的にこだわったプログラム内容でした。
このフィールドワークの魅力を参加者からの声とともにお届けします。
①現場を訪れネパールにおける教育課題を自分の目で見る
2週間で都市部と農村部の学校を訪問、ネパールで教育課題に取り組む現地NGOやJICA等を視察しました。
農村での参加者の様子
参加者の声
私はただ途上国に行ってみたいという気持ちだけで今回のフィールドワークに参加しました。参加前は現地に行けば、社会問題や環境について知ろうと思うのかなと思っていましたが、インフラや政治、日本のメディアに興味を持ちました。日本にいたら一瞬で過ぎていく14日間なのに、こんなにも人って変化するんだなと思いました。(繁光) |
フィールドワークに参加する前の自分は、勉強することからも、何をするにも逃げていました。(中略)私は今大学生であり、勉強できる環境にいる。この環境にいれることは当たり前ではなく、いろんな事を学べるチャンスなんだと思うようになりました。(中略)多くの事を知り、理解し、自分の考えを、自信を持って伝えられるようになりたいと思います。(増井) |
②現地の〈リアル〉な生活が体験できる農村ホームステイ
参加者は少人数に分かれて農村地域の家庭にホームステイし、村人と生活をともにしました。日本の当たり前とは違う、ネパールのリアルを参加者自身の肌で感じました。
参加者の声
ネパール人は生まれながらのgiverでみんな本当に相手のこと、相手に与えることしか考えてない。「もうちょっと自分のことも考えて!」って思っちゃうくらい。いつも自分のことばっかり考えて自分の心配ばっかりして。神社に行っても自分の将来や健康のことばっかり祈って。そんな自分、めちゃくちゃダサいなって思いました。(吉田) |
衣食住に対するありがたさを確認し、それを自分だけでなく周りにも伝えたいと思うようになりました。(遠藤) |
③「見る」だけでは終わらない、実践型フィールドワーク
企業訪問や現地での体験を経て、自分と向き合い、参加者同士が対話する時間を設けました。2週間のフィールドワークで見るだけでなく、フィールドワークをきっかけとして今後の生活に学びをどう反映させていくかを考えました。
参加者の声
今まで逃げてきた自分の甘さ、本当の気持、相手に対して真正面から向き合うことができました。自分自身の良い点も悪い点も認めてあげられるようになり自分のことが好きになりました。(米山) |
大学生活に対するモチベーションが上がりました。何事にも今までのように中途半端には絶対しないと思うようになりました。(松岡) |
フィールドワークを経てチェンジメーカーに
ネパールに来たからこそ気づきを学びに変えられたこと、向き合えた自分。今回のフィールドワークをきっかけに既に次のアクションに進んでいる参加者たち。
きっとグローバルチェンジメーカーとしてこれからも活躍してくれることと思います。ぜひ注目していてください!
福本
※本フィールドワークプログラムはネパールを始めとしたアジア4カ国で教育を届けているNPO法人e-Educationが主催のプログラムです。